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キャンプ道具DIY

【ベニヤ板で作る】棚板付き4折小型ウインドスクリーンのご紹介!【キャンプ道具DIY】

棚板に小物をのせた小型ウインドスクリーン
こんな方におすすめの記事です
  • 棚板が付いている小型ウインドスクリーンを探している。
  • 自分に合ったサイズの小型ウインドスクリーンがほしい。
  • 自分で作ってなるべく価格をおさえたいと思っている。

数多くのサイトの中から訪問していただき、ありがとうございます。

2018年からソロキャンプを続けている、腰痛ソロキャンパーの“ぐるにぃ”と申します🐾

調理のとき風よけとして使う一般的な小型ウインドスクリーンって、ちょっと強い風が吹くと動いて使いづらい💦

そこで、9mmベニヤ板で4折小型ウインドスクリーンを自作してみました!

使用時の寸法表記した棚板付き小型ウインドスクリーン
収納時の寸法表記した棚板付き小型ウインドスクリーン
スペック
  • 幅400×高さ290×奥行200mm
  • 幅200×高さ290×54mm 
  • 重量:約1kg

立てた状態が安定して倒れない、しかも調味料やコップなどが置ける棚板付きです♪

それでは、詳しくご紹介します。



準備するもの

机に置かれた2枚のカットベニヤ板
カットベニヤ板
  • 幅900×高さ300×厚さ9mm=1枚(本体に使用)
  • 幅300×高さ300×厚さ9mm=1枚(棚板に使用)

ベニヤ板の四隅は直角ではないので注意!

机に置かれた2袋の100均蝶番
蝶番金具
  • セリア蝶番 22mm 6P 古色仕上げ=2袋
    • 本体に6個使用
    • 棚板に2個使用
主に使う木工道具
  • ノコギリ
  • 丸ノコ
  • ノミ
  • カッター
  • さしがね
  • 手回しドライバー

作業手順の概要

作業手順
  • 作業1
    ベニヤ板を直角にカットする
  • 作業2
    必要な大きさにベニヤ板を切断
  • 作業3
    本体と棚板に墨線を引く
  • 作業4
    本体4ヵ所にほぞ穴をあける
  • 作業5
    本体に蝶番を取り付ける
  • 作業6
    棚板を寸法に合わせて切断
  • 作業7
    棚板に蝶番を取り付ける
  • 作業8
    組み合わせて完成!

ベニヤ板を直角にカットする

最も重要な作業となります。直角でないとすべてズレてしまうので慎重に!

直角の切断方法を表記したベニヤ板
ベニヤ板900×300mmを直角にする
  • ➀下端から5mmを切断する
  • ➁「➀」に直角で左端から5mmを切断する
  • ③「➀」から必要な高さを切断する
  • ④「➁」から必要な幅を切断する
ベニヤ板300×300mmを直角にする
  • ベニヤ板900×300mmの直角と同様に行う。

手ノコでは精度の高い直角が出せないので丸ノコを使いました。
ホームセンターで1回数十円かかりますが、直角に切断してもらえます。

必要なサイズにベニヤ板を切断

四隅が直角になっているか確認してください。

必要な大きさに切断したベニヤ板
必要なサイズ
  • 本体(ベニヤ板900×300mm)
    • 幅200×高さ290mm=4枚
    • 基準面は下端面(▼印)
  • 棚板(ベニヤ板300×300m
    • 幅145×高さ230mm=2枚
    • 基準面は中央切断面(▶印)

本体と棚板に墨線を引く

本体正面のほぞ穴寸法

机に置かれた本体正面用のベニヤ板

基準面から250mmのラインをほぞ穴の下の位置となります。

ほぞ穴の高さ9mmはベニヤ板の厚さです。

本体側面のほぞ穴寸法

机に置かれた本体側面用のベニヤ板

基準面から250mmのラインをほぞ穴の下の位置となります。

ほぞ穴の高さ9mmはベニヤ板の厚さです。

棚板のほぞ寸法

机に置かれた棚板用のベニヤ板

基準面から120mmのラインを棚板の奥行の位置となります。

本体を作る

本体4ヵ所のほぞ穴をあける

カッターでなぞったほぞ穴の墨線
  • ➀墨線をカッターでなぞる。
木工ドリルであけたほぞ穴
  • ➁直径6mmのドリルで穴をあける。
墨線に沿ってノミで彫っている
  • ③墨線に沿ってノミで彫る。
ほぞ穴をあけた4枚のベニヤ板
  • ④合計4ヵ所のほぞ穴をあける。

本体に蝶番を取り付ける

蝶番をはめる彫り込みを作る

蝶番の取り付け位置を表記したベニヤ板
  • ➀蝶番の位置を決め墨線を引く。
    • 上下端から50mmの位置に基準線を引く。
    • 幅7.5×高さ22×深さ1mmの寸法を測る。
    • 左右のベニヤ板に墨線を引く。
  • ➁墨線をカッターでなぞる。
  • ③ノミで蝶番の彫り込みを作る。
本体内側に取り付ける4ヵ所の蝶番の位置
本体内側
本体外側に取り付ける2ヵ所の蝶番の位置
本体外側
  • ④内側4ヵ所、外側2ヵ所に彫り込みを作る。

蝶番を取り付ける前にサンドペーパーで本体の面取りを必ずしてください。

ほぞ穴を面取りすると、はめ込みが弛くなる恐れがあるので注意!

蝶番をはめてビスで固定する

本体内側に取り付けた4個の蝶番
本体内側
本体内側に取り付けた2個の蝶番
本体外側

内側4ヵ所、外側2ヵ所に蝶番をはめてビスで固定する。

下穴をあけてから手回しドライバーでビスを固定してください。

本体側面の角を切断する

開いたときの圧迫感をなくすため側面板の角を切断します。

角を45度切断した本体側面

本体側面の角に墨線を引いて切断してから面取りを行う。

本体の完成

開いて立てた小型ウインドスクリーン
展開時
折りたたんで置いた小型ウインドスクリーン
収納時

棚板を作る

棚板を寸法通りに切断する

切断する位置を墨線で引いた棚板
  • ➀墨線をカッターでなぞる。
  • ➁墨線に沿って切断する。
手ノコでまっすぐ切れない場合の対策
  1. 墨線より約1mmほど離して手ノコで切断する。
  2. 墨線に定規をあて数回カッターでなぞる。
  3. 半分ほど切れ目を入れ反対側も同様に行い切断する。
  4. 切断面の凸部分をノミやカッターで平らにする。
ぐる
ぐる

手間暇はかかりますが、墨線に沿ってまっすぐ切断できます!

本体側面にはめ込むほぞの角を切断
  • ③本体側面にはめ込むほぞの角を切断する。

前面側の角なので向きに注意してください。

1枚目の棚板の完成!

切断が完了した1枚目の棚板

※2枚目を切断する前に位置を確認

棚板のほぞ穴の位置をさしがねで確認
  • 1枚目を仮止めして2枚目の寸法にズレがないか必ず確認する。
  • ズレがあれば2枚目の寸法を修正する。

棚板に蝶番を取り付ける

棚板の裏面に蝶番を取り付けます。

蝶番をはめる彫り込みを作る

蝶番の位置を墨線で引いた棚板
  • ➀蝶番の位置を決め墨線を引く。
    • 上下端から15mmの位置に基準線を引く。
    • 幅7.5×高さ22×深さ1mmの寸法を測る。
    • 左右のベニヤ板に墨線を引く。
  • ➁墨線をカッターでなぞる。
蝶番の位置に彫り込みを作った棚板
  • ③ノミで蝶番の彫り込みを作る。

蝶番を取り付ける前にサンドペーパーで棚板の面取りを必ずしてください。

ほぞを面取りすると、はめ込みが弛くなる恐れがあるので注意!

蝶番をはめてビスで固定する

棚板裏面に取り付けた2個の蝶番

2ヵ所に蝶番をはめてビスで固定する。

下穴をあけてから手回しドライバーでビスを固定してください。

棚板の完成

広げて机に置いた棚板
展開時
折りたたんで机に置いた棚板
収納時

本体と棚板を組み合わせて完成!

組み立て手順

4枚のベニヤ板を広げたウインドスクリーン
  • ➀本体のウインドスクリーンを開く。
本体正面のほぞ穴にはめ込んだ棚板
  • ➁本体正面のほぞ穴に棚板をはめ込む。
本体側面のほぞ穴にはめ込んだ棚板
  • ③本体側面のほぞ穴に棚板をはめ込む。

組み立て完成!

机に置いた棚板付きウインドスクリーンの正面
正 面
机に置いた棚板付きウインドスクリーンの背面
背 面

棚板付き4折小型ウインドスクリーンのスペック

棚板に小物をのせた小型ウインドスクリーン

使用/収納サイズ

使用サイズ

使用時の寸法表記した棚板付き小型ウインドスクリーン
  • 幅400×高さ290×奥行200mm
  • 棚板:幅400×奥行120mm
  • 棚板下までの高さ:250mm

収納サイズ(本体+棚板)

収納時の寸法表記した棚板付き小型ウインドスクリーン
  • 幅200×高さ290mm 
  • 厚さ(本体+棚板)54mm
  • 総重量:約1kg

持ち運びしやすい

本体側面から突き出た棚板のほぞ

本体側面から突き出た棚板のほぞが持ち手となり、組み立てたままの状態で持ち運べます。

100均の収納ケース

セリアの「折りたたみ焚き火台収納ケースA4サイズ」にぴったり!

棚板とウインドスクリーンを折りたたみ収納したケース

収納ケースに奥行がないので幅200mmでぎりぎりでした💦

マグネットでカスタマイズ

本体側面の外側に他で使っていた100均のブリキ板を流用して貼ってみました。

本体右側面にブリキ板を貼り付けたウインドスクリーン
本体左側面にブリキ板を貼り付けたウインドスクリーン

100均のマグネット商品を活用すれば、いろいろなカスタマイズができると思います♪

まとめ

シングルバーナーの後に置いた小型ウインドスクリーン

作るときの重要ポイント

  • ベニヤ板の四隅を直角にする。
  • 基準面からのラインを基準とする。
  • 墨線は必ずカッターでなぞる。
  • ほぞとほぞ穴がズレないようにする。
  • 蝶番は彫り込みを作ってから取り付ける。
  • ほぞやほぞ穴はノミやカッターで仕上げる
ノミや丸ノコの代わりに

ノミの代わりに彫刻刀を使ったり、丸ノコの代わりにホームセンターで切断(有料)もできます。

メリット・デメリット

メリット
  • 総額が1,500円以下と低価格です。
  • 自分の好きなサイズで作れます。
デメリット
  • 総重量1kgと全体的に重いです。
  • 作るのに手間暇がかかります。

逆に全体が重いから、少し強い風でも動かないかなと思います。

本体内側や棚板に100均のシリコンマットを貼れば耐熱対策にもなります。

いろいろ工夫して使い勝手の良い「棚板付き4折小型ウインドスクリーン」にカスタマイズしてみてくださいね♪

なな
なな

作るときは焦らずゆっくりと!

める
める

ケガに注意してくださいね♪

■作るのは無理だけど棚付きウインドスクリーンがほしいという方は、こちらの商品を参考にしていただけたらと思います。

以上、少しでも参考になれば幸いです。

▼ベニヤ板で自作したキャンプ道具のまとめ記事です。参考にしていただけたらと思います。

最後に…

読んでいただいた方の心に少しでも残れば幸いです。

「何かを始めなければ何も始まらない」を心がけ、ちょっとずついろいろな事に挑戦していきます。

ぐる
ぐる

自分で作ったキャンプギアを使うのも楽しいですね!では、また…🐾

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