- SPF材1枚で薪割り台を自作したい
- 薪割り台を自作して価格をおさえたい
- 幅広でコンパクト収納できる薪割り台がほしい
数多くのサイトの中から訪問していただき、ありがとうございます!
2018年からソロキャンプを続けている、腰痛持ちソロキャンパーの“ぐるにぃ”と申します🐾
手斧初心者の私にとって振り下ろした手斧が薪割り台から外れるのはとても不安です💦💦

刃こぼれしたらどうしよう?

砥石で研ぐのも大変そう💦
と思ってしまいます😿
そこでSPF材1枚で自作できる組み立て式で幅広い薪割り台を考えました。


- SPF材1枚で自作
- コンパクトに収納
- 組み立て式

手斧を使うときは少し幅が広い薪割り台のほうがやっぱり安心!
それでは、詳細をお話したいと思います。
今回、使用した手斧はコチラです!ちょうど良い大きさでとっても使いやすいです。
準備するもの
使用材料

- SPF(1✕4)材(幅89mm✕厚さ19mm✕長さ1820mm)=1本
- ダボ6mm(実寸5.5mm)=6個
使用する道具

- インパクトドライバー
- ダボドリル
- さしがね
- ノコギリ
- ヤスリ
- 玄のう
- ペンチ
- マスキングテープ

大西工業
ダボ錐マーカーセット6ミリ用
1,380円(税込み)2022年8月
(購入していたダボドリルを使用)
作業手順の概要
- 作業1SPF材を切断する
- 作業2ダボの位置を決める
- 作業3ダボ穴をあける
- 作業4ダボを差し込む
- 作業5組み立てて完成!
組み立て式幅広薪割り台の作成
1.SPF材を切断する
長さ267mmで6枚の板を切断して、木口を面取りします。
➀さしがねで直角線を引く。


- 267mmずつ線を引く。
➁ノコギリで切断する。

- 6枚の板を準備する。
③木口を面取りする。


- 木口(赤枠線)をヤスリで面取りする。
面取りしないと欠けてくるので必ず行いましょう。

※完成品の年輪が同じ向きになるように板の組み合わせを決めます。
2.上下中央の板を組み立てる
基準となる上下中央の板を十字に組み立てます。
➀ダボ位置を決める

- 木表と木裏の面に線を引く。
- 左側上面:木裏 右側上面:木表

- 高さ89mmの中央(44.5mm)に横線(青)を引く。
- 長さ267mmの中央(113.5mm)に縦線(青)を引く。

- 縦線(青)から左右89mmの位置に縦線(赤)を引く。
- 橙色の丸(3ヵ所)が穴をあける位置。
- 2枚で合計6ヵ所の穴をあける。
➁ダボ穴をあける

- ダボドリルで3ヶ所の穴をあける。
- もう1枚も同様に行う。

- 中央の穴にダボを入れる。
- 玄のうで軽く叩きながら差し込む。

- 上下中央の板を十字に組み合わせる。
3.上部左右の板を組み立てる
上部中央板の左右に板を組み立てます。
➀ダボ位置を決める

- 中央十字の板を直角に固定する。
- 裏からマスキングテープを貼る。

- 左右のダボ穴にマーカーを設置する。

- マーカーでダボ位置を決める。
- 中央板へ寄せながら印を付ける。

※上面が木裏、下面が木表で板をのせる。
➁ダボ穴をあける

- 上面が木表側か確認する。
- ダボドリルで穴をあける。
- もう1枚も同様に行う。

- 中央十字板の両脇の穴にダボを差し込む。
- 玄のうで軽く叩きながら差し込む。

- ダボ穴をあけた板をはめ込む。
4.下部左右の板を組み立てる
下部中央板の左右に板を組み立てます。
➀ダボ位置を決める

- 上部を下にしてひっくり返す。
- ダボ穴にマーカーを設置する。

- マーカーでダボ位置を決める。
- 中央板へ寄せながら印を付ける。

※上面が木表、下面が木裏で板をのせる。
➁ダボ穴をあける

- 上面が木裏側か確認する。
- ダボドリルで穴をあける。
- もう1枚も同様に行う。

- ダボ穴にダボを差し込む。
- 玄のうで軽く叩きながら差し込む。

- 板をはめ込み完成!
組み立て式薪割り台の完成




- 展開サイズ:(縦)267✕(横)267✕(厚さ)38mm (重さ)1.2kg
- 収納サイズ:(縦)114✕(横)267✕(奥行)89mm
- 材料費:SPF(1✕4)材394円(税込み)2022年8月
- 特 徴:薪割り台の表面と裏面の両方を使える。
簡単組み立て方法
➀下部の3枚の板を並べる。

➁上部中央の板をはめる。

③上部左右の板をはめる。

④分解は逆の手順で行う。

▼SPF材で自作したコンパクト薪割り台の記事です。参考にしていただけたらと思います。
まとめ

- 1枚のSPF(1×4)材で自作できる薪割り台です。
- 切断してダボを差し込み組み立てて完成です。
- ビスを使っていないので手斧が傷つきません。
- 薪割り台の表面と裏面の両方を使えます。
- SPF材のゆがみや手作業なので小さなズレは生じてしまいます。
- それぞれの板に目印を付けると組み立てしやすいです。
- 分解しないのであれば木工ボンドで固定しても大丈夫です。
今回、使用した手斧はコチラです!ちょうど良い大きさでとっても使いやすいです。
以上、少しでも参考になれば幸いです。
▼SPF材で自作したキャンプ道具のまとめ記事です。参考にしていただけたらと思います。
最後に…
読んでいただいた方の心に少しでも残れば幸いです。
勉強しながら細々とブログを続けていきたいと思います。
「何かを始めなければ何も始まらない」を心がけ、ちょっとずついろいろな事に挑戦していきます。

改良するところはありますが、ぜひ作ってみてください!では、また…🐾
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